最近は研究の関係でよく論文を読むことが多い。
研究内容は一応、「統計的異常検出手法によるネットワークの異常監視」なんだが、別にこのあたりはそれに近い内容ならいいらしい。
「ウェブの歴史は人類の歴史の繰り返し」という観点から色々勉強しています。2014年までの人間とウェブの未来の旧ブログです。
様々な企業が社内システムを導入している。
しかし、その導入する理由を誤解している人たちがいるのも事実である。
社内システムを導入する本当の理由とは、「人件費削減」や「手間を省く」といったように、「人間が何もしなくてよくなる」のではなく、「人間がコンピューターでもできるようなことから解放され、より高度な能力を発揮する」ためなのである。
この考え方は、多くのIT化に通ずる思想でもあるため、忘れてはならない。
インターネット革命により、企業側にかたよっていた情報が、顧客側にも簡単に情報を得ることができるようになり、さらには企業側の情報を比較する顧客側の中間業者(価格.comなど)が生まれることにより、徹底的な価格競争がおこる。
そして、その果てには、企業側が市場を支配するのではなく、顧客側があらゆる市場を支配するようになる。