Trusterd: HTTP/2 Web Server scripting with mrubyのバージョン0.0.1をリリースしました。
Trusterdはmrubyで設定を書けたり、振る舞いをプログラムブルに制御できるHTTP/2用のWebサーバです。まだまだ低機能ですが、ベースの機能が大体できたのでv0.0.1としてリリースしました。
「ウェブの歴史は人類の歴史の繰り返し」という観点から色々勉強しています。2014年までの人間とウェブの未来の旧ブログです。
Trusterd: HTTP/2 Web Server scripting with mrubyのバージョン0.0.1をリリースしました。
Trusterdはmrubyで設定を書けたり、振る舞いをプログラムブルに制御できるHTTP/2用のWebサーバです。まだまだ低機能ですが、ベースの機能が大体できたのでv0.0.1としてリリースしました。
この3連休を使って、mrubyで設定を書けるTrusterdという名前のHTTP/2 Webサーバを作ってみました。まだ機能は限定的ですが、とりあえず動くので公開します。
以前からWebサーバの設定をこなれたプログラミング言語で書きたいと思っていて、ちょうどそれにmrubyのサイズや言語仕様がしっくりきたため実装にとりかかりました。
実装にはnghttp2というCのHTTP/2ライブラリとそれとlibevent2を組み合わせて作ったmruby-http2を使っています。
以前のエントリ「mrubyでSPDYやHTTP2通信」で、mrubyを使ってHTTP/2通信を行うクライアントを作りましたが、機能が最低限でした。
そこで、今回はmrubyで簡単なHTTP/2のサーバを動かせるようにしてみました。
前回のエントリ「軽量な静的コンテンツ配信におけるHTTP/2とSPDYのWebサーバの性能を見てみよう」では、非常に小さな静的コンテンツに対してのレスポンス性能を比較しました。今回はより詳細な比較を見るために、リクエストするコンテンツサイズの変化によって、性能がどのように遷移するかを測定し、それを測定してグラフ化しました。(ローカルホストでベンチかけてるのは環境が十分にないからなので遺憾ながら家の単一VMで評価しています。)
既存のHTTPやWebサーバの技術を見ているものとして、新しい技術も調査しておかないといけないなということで、今日はHTTP/2とSPDYでおしゃべり可能なWebサーバの性能を見てみたいと思います。