abコマンドのベンチマークパターンを書けるab-mrubyを作った

Web屋さんはみんな大好きabコマンドは便利ですが、オプションは複雑で数も多く、複数のホストにそれぞれに対応するオプションを指定してテストしたりすると結構カオスになりがちです。

最近では、httperfやweighttp等のabに変わる次のHTTPベンチマークツールが出てきていますが、やっぱりまだまだ現役で良く使うのはabコマンドだと思います。

そこで、今回はabコマンドの複数のベンチマークオプションのパターンを1つのRubyスクリプトに定義しておいて、それをabコマンドで読み込む事で動的に任意のパターンでベンチマークを行うab-mrubyを作りました。外出しで書いたRubyスクリプトとabコマンドの連携は、ab-mrubyと見てわかるように、mrubyを使っています。

これによって、RubyでURL別にベンチマークパターンを定義しておけば、URL毎にいちいちオプションを指定する必要がありません。ab-mrubyで指定するベンチマーク対象URLから、動的にベンチマークパターンを決定することができます。また、オプションの羅列に比べて非常に可読性も良いので、後から見ても、どういうベンチマークパターンだったかすぐわかるようになります。

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mruby-configにtag付のconfigを書けるようにした

mrubyで簡単にCアプリの設定ファイルが作れるmruby-config作ってみた」の続きです。

前回のmruby-configの機能では、グローバルな設定しか書けなかったのですが、tag付可能な設定を書けるようにしました。Apache httpdとかでいうと、ディレクティブで囲ってディレクティブのパラメータの違いによって設定を変える、というような振る舞いを記述することができるようになります。

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mrubyで簡単にCアプリの設定ファイルが作れるmruby-config作ってみた

C言語でサーバアプリやクライアントアプリを作っていると、じょじょに規模が大きくなり、アプリの設定を外出ししたいなぁ、なんて思いはじめるのはよくある事だと思います。

でも、なんとなくその設定ファイルのParser書いたり参照のインターフェイスを書くのも面倒だし引数で渡すようにするかぁ、なんて思いはじめたりもします。

でも結局引数が大量に増えだして、そのusage表示もカオスになって面倒になり(更新が止まり)、結局もう一度、「設定ファイル作るかー」なんてことになるのはよくある事だと思います。

そこで、そういう人のために,mrubyを使って簡単に設定ファイル(Rubyで書く)を外出しできるmruby-configというmrbgemを作ってみました。こういうことが簡単にできて、かつ、軽量なのがmrubyの良いところですね。

これを使うと、Rubyで書いた設定ファイルを、簡単にCソースの中で呼び出して、その値を参照することができます。

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Apache 2.4系でのモダンなアクセス制御の書き方

これまでのApache2.2系以前でのアクセス制御の書き方は賛否両論でした。僕はあまり好きじゃありませんでした。

過去のアクセス制御に関しては、以下の記事がとてもわかりやすくまとめられていると思います。

こせきの技術日記 – Apacheのアクセス制御をちゃんと理解する。

ここで、以下のように言及されています。

こんなバッドノウハウ、本当はどうでもいいと思う。Apache 3.0では、かっこいいDSL(VCL)で書けるようにする構想があるらしいのでがんばってほしい。

ということで、2.4系ではDSLとはいかないまでも、Require*というディレクティブを使ったモダンな書き方ができるようになったので、それを2.2系以前のアクセス制御の記述と比較しながら紹介したいと思います。

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mod_spdyから学ぶSPDYとストリーム並列処理の実装

HTTP関連の研究をしているので、そろそろ古い技術を詰めるばかりではなく(これはこれでとても大事な事なのですが)、新しい技術についても調べておきたいところです。

ということで、僕のSPDYに関する現状の理解を、mod_spdyに関する情報を元にまとめておきたいと思います。

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