楽しいから、という動機

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※夏に行った母の田舎である山口の関門海峡


なにかをする動機、例えば、Linuxのように、オープンソースとして無料で公開し、それを世界中のオタクが利用して、改良をしていくというような流れをおこす動機。

今では、こういった現状に対して、結果としてみんなはそれなりに理解をしていると思うが、すこし前まではそうじゃなかった。

「オープンソースなんか絶対に成功しない」
「お金も得ることができないのに、有料ソフトを超えるなんて考えられない」

と言われたりしていた。

「人間が見返りとかそういった動機なしに、わざわざ世間にでてる有料ソフト以上のものを作ろうとするようなことはしないよ」

と、大企業は恐れるに足らずといった様子で、オープンソースの活動を気にもかけていなかった。

しかし、今現在、現実は有料のもの以上の価値を認められている。

「ただ好きだからやる」

というこの動機。

これは、人間が学問に取り組み、研究をしていく上で、最も根本的な欲求であり、快楽を感じ、最大の動機になり得るのではないか、と僕は思う。

しかし、今だに以前言われていたようなこと言う人達は星の数をほどいる。

日本のネットに対する未来が不安だ。