万双ショルダーバッグの1年使用レポのアクセス数が非常に多かった。
このブログを見てくれている人達は、こういう記事が見たいんだろうなぁと言うのがすごい伝わってきた。
見ていただいている以上、こちらもそれに応えたいと思う。
今日は、2年前の12月に購入した大峡のサンタクローチェ(ソフト)長財布の使用レポをしようと思う。
この革は一般的には、ミネルバ・リスシオと呼ばれる革で、僕の大好きな革のひとつだ。
傷つきやすく非常に繊細だが、使っていく内につやつやになり、色も深みのある革へと変化していく。
傷ついても、すぐ布でこすってやれば消えてしまうほど柔らかい革だ。
さて、前置きはそこそこに2年前の購入時の写真は上の通りだ。
そして、今の状態はこのようになっている。↓
わかっていただけるだろうか。
この艶やかで、ヌメヌメした感じを。
手入れはこれといってしておらず、傷がついたら服で磨いたり、半年に一回くらいコロニクルのディアマントクリームを塗ったくらいだ。
傷付いたときに磨くというのが効果があるのかもしれない。
最初の一年は非常に注意して扱っていたが、さすがに人間なれてくると適当に扱うようになる。
ただ、上記のような手入れは怠らず、鞄の内ポケットに入れて扱っていたらこのような状態になった。
中はこんな感じ。2年前↓
今↓やはりカードの傷は絶対付く。これも最初は気になって気になって夜も寝れなかったが、今は全く気にしていない^^;
そして、実は表面よりも内側の「大峡製」と刻印されている面が最も艶がでてヌメヌメになる。
常に内側で擦れ合うが、部分的な傷はつかないからであろうか。
2年前。↓
2年間使用している今。↓
大峡は現在色々なうわさを聞くが、やはり高品質な財布を作っていることに間違いは無い。
縫製もそこらへんの財布とは比べ物にならないし、革も「ミネルバ・ボックス」とうたってる他の会社のものより、ずっと良い革を自分の目で厳選し使用している。
この努力はこうやって何年も使っていると分かってくる。
確かに、部分的に縫製が不安定になっていることもあるだろうが、全体としての品質の良さを見てほしい。
購入時は縫製しか見ることができないし、今後のエイジングがどうなるかも分からないが、この記事が少しでも参考になるとうれしいと思っている。
間違いなく高品質な財布である。
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