大峡のジャーマン・シュリンクレザーのポーチ(ラージサイズ)

またやってしまった。

財布や小物を複数持ち歩くため、女性が持っているような化粧ポーチが欲しいなと思っていた。

ポーチだし、いいものでもそこまで高くないだろうし、どうせならいいものを・・・・・

みたいないつもの考えで、非常にベストなサイズのポーチがあったので買ってしまいました。

それが大峡のジャーマン・シュリンクレザーのポーチ。

この革は、エルメスが使用するのを目的として作られた、ドイツの有名タンナーのもので、非常に柔らかくふくよかで、発色がよくシボが綺麗なため高級感があり、そしてとても頑丈にできているのが特徴だ。

創業1864年。なんと江戸時代から伝統的な職人魂にささえられた手仕事で革を作り続でいるタンナーの一押し革。元来、エルメス社用に開発、同社の厳しいスペックをクリアーする為、引き裂き強度、引っ張り強度、染色堅牢度などすべてハイレベルに設定、言わば100点満点の革です。「1ミリでもクオリティーは落としたくない、これが俺の哲学。したがって生産量は増やさない。」が社長の口癖です。

ドイツ南部の牧場で、自然飼育されたカーフをこれ以上縮められないまでに、シュリンク(革を薬剤で縮める作業)させている為、強力な耐久性と、持ち味豊かな弾力性を共有している本格牛革です。とびぬけて高価な為、市場には殆ど出回りませんが、限定商品のみご紹介していく予定です。

※http://www.ohbacorp.com/details.php?productid=276 より引用

非常にシボが大きく、発色が良いという印象を受けた。

そのため、高級感がある。

大峡のセンスというべきか、意見は分かれるかもしれないが、個人的にこの青が刺し色として入っているのは好みである。

中は、光沢のある布地を縫い合わせている。

カドには、大峡特有の鮮やかなブルーのストラップと金色の金具がついている。

カドも、いったん縫製した後裏返しているため、革がふっくらと柔らかい雰囲気を持った形状になっている。

大事な収納量であるが、このように沢山入れても十分チャックが閉まる程、見かけによらず収納力が高い。

表面中央には大峡の文字が型押しされたヌメ革が縫い付けられている。

これは、個人的には不要だったかな。

チャックの縫い合わせ部分以外は、縫い糸が見えないように工夫されており、シンプルなようで凝った作りになっている。

革質、縫製、収納量、全て満足がいく小物だ。

革小物が沢山あって困っている人にお勧めの一品である。