会話をしていて、やりとりがあったとき、質問に対して素早く答える人は頭がいい、というイメージがありますよね。
確かに、早く答えることは、
「質問に対する答えを理解している」
という意味では、頭がいいのかもしれません。
けど、これって、理解して答える速度というよりは「知識として知っている」っていう部分が大きいとおもうんですよね。以前にもこういう話をしたことがある、とか。
・質問に素早く回答できるために必要な要素
知っている > 頭がいい
だと思うんですよ。
では、会話において「頭がいい」という要素が多く含まれることって何なんでしょう。
それは、おそらく、
時間がかかっても、質問に対する穴のない完璧に近い回答ができること
だとおもうんですよね。
・質問に対して完璧な回答をするために必要な要素
頭がいい > 知っている
だと思うんです。
で、後付みたいですが、偉大な数学者っていうのは、間違った答えをすることをすごく嫌がり、質問に対しての答えにすごく時間がかかるそうです。
時には、簡単そうな質問でさえ、「1日時間が欲しい」と。
これが根拠にはならないでしょうが、僕自身も、会話において時間がかかっても「きちんとした内容の回答をする人」が、「頭がいい」ように思うんですよね。
だから、早く答えたとしても、それを「頭がいい」とは思えなくて、あくまで、「ああ、知ってるんだな」って思うだけなのです。
だから、答えるのが遅くて自分は頭が悪いと思っている人は、そんなことないと思います。
「本当の答え」を考えているんですからね。