論文の執筆や発表の準備で最新のmrubyに追随できていなかったのですが、ようやくmod_mrubyとngx_mrubyを最新版のmrubyに対応させました。対応した項目は以下となります。これでmrubyの最新版でも動くようになりました。
- mrb_stateが持っていたirepテーブルの削除に対応(バイトコードのGC化)
- symbol関連のAPI変更に対応
- ARENAの持ち方を修正
パフォーマンス比較をするには良いタイミングなので、最新版のmod_mrubyとngx_mrubyのパフォーマンスを計測しました。