Linux系インフラエンジニア3年目のスキルを見抜く50の質問(ホスティングの場合)

数年前になんとなく面白がって書いてた「Linux系インフラエンジニア3年目のスキルを見抜く50の質問(ホスティングの場合)」というのが、昔の資料をあさってると出てきて、意外と面白かったので少しだけ手を加えて(古い情報とかあったので)公開しようと思います。

意外とリアルなものがあって懐かしい気分になりました。過去に書いた以下の記事もどうぞ参考にして下さい。

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mrubyでRedis使うのはオーバースペックな人のためにmruby-vedis作った

以前mruby-redisを作ったのですが、mrubyでRedis使う場合に、inetとかunix domain socketで使えなくても良いし、サーバー機能無しでIn-Memoryにアプリケーションと同一プロセス上で動いたり、必要だったらOn-Diskぐらいで共有できる程度の軽量なKVSを使いたいなぁ、でもなんだかんだちょっとした事にRedis使いやすいしまぁRedis使うか、なんて思っている人はいると思います。

そんな人のために、「サーバー機能無しでIn-Memoryにアプリケーションと同一プロセス上で動いたり、必要だったらOn-Diskぐらいで共有できる程度の軽量なKVS」であるVedisをmrubyから簡単に使えるmruby-vedisを作りました。Vedisについては公式サイトを見ると良いと思います。

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リクエスト単位でApacheのリソースを制御するためのmrubyを使った制御DSLコードの紹介

IOT研究会コンテナ勉強会で発表した内容を制御コード例を交えて具体的なリソース制御の書き方を紹介したいと思います。

詳しい内容は上の行のエントリへのリンクを見て頂くとして、簡単にまとめると、Apacheへのリクエスト単位でCPUやDISK I/O等のコンピュータリソースを制御しようという話になります。今回はその仕組(mod_mrubyでcgroupを制御)の導入から具体的な制御DSLコードのサンプルを紹介します。

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スレッド単位で権限分離を行うWebサーバのアクセス制御アーキテクチャについて書いた論文を公開

ようやく、スレッド単位で権限分離を行うWebサーバのアクセス制御アーキテクチャ(mod_process_security)について書いた論文がIEICE(電子情報通信学会)のジャーナルに無事採録・公開されました。ですので、いつも通り論文を誰でも見られるよう、また、自身の研究状況を報告する意味でも本エントリで公開したいと思います。

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mod_mrubyとngx_mrubyにファイル単位でのキャッシュオプション追加

mod_mrubyngx_mrubyにRubyコードファイル単位でのキャッシュオプションを追加しました。

これまではRubyコードファイル単位でキャッシュ化する事はできていませんでしたが、これからはキャッシュ化したいファイルを選択する事ができます。キャッシュといっても、キャッシュ指定されたRubyコードファイルはサーバプロセス起動時にコンパイルまで行っておくという機能で、キャッシュ化するとサーバプロセス起動後はファイルの内容を変更しても反映されません。一方でキャッシュ化していないファイルは、リクエスト単位でコンパイルするのでファイルの変更がリクエスト単位で反映されます。

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