エドワードグリーンのチェルシーとカンタベリーを大体同じ時期に購入し、2ヶ月間大体同じくらい履いたのでその使用レポでも。
履いて磨いて一番思ったことは、チェルシーに使っている皮が非常に高品質であること。
非常にきめ細かく、乳化性クリームだけでもあり得ないほど輝き、また非常に柔らかいが型崩れせず芯がある皮のようだ。
まるでカール・フロインデンベルグを間違って使ってしまったかのうようだ。
(確か、カール・フロイデンベルグはビスポークかトップドロワーにのみ使用するんだったような・・・)
実際に、カンタベリーと比較してもらうとわかる。
もちろん、カンタベリーも非常に良い皮を使っているが、それをなお上回っている。
↓カンタベリー
そして、こちらが非常に素晴らしい皮と思えるチェルシー。↓
きめ細かさや、輝きが素晴らしいのがお分かりになるだろうか。
磨くのが楽しくてしょうがない皮だ。
さらに、今回はカンタベリーにビンテージスチールをつけてもらった。
初めてつけたのだが、感想としては、非常に便利である。
特に歩行に影響があるわけでもなく、むしろつま先があたることを気にせず歩けるので、精神衛生上も良い。
チェルシーの方はやはりどんどんつま先が削れていっている。↓
しかし、カンタベリー側はビンテージスチールにしっかりと守られ、まったく削れていない。↓
邪道かなと思っていたが、ここまで差があるとなんか特した気分になる。
革靴である限り、修理は必須なので。
機能面と革靴へのこだわりとの間くらいに位置し、ちょうどバランスが良いオプションなのではないだろうか。
(裏にゴム張るみたいなのは、機能面に偏りすぎていて、こだわりや美しさの面からだと非常にマイナスだと思うので。)
さらに、踵も綺麗な感じで頑丈に丁寧に作られているようだ。↓
今回のレポはこれぐらいにしておこうと思う。
やはり、全てにおいて「バランス良く」高品質であるのがエドワードグリーンの真骨頂なのだろう。