久々にGAZIANO&GIRLINGの靴を購入。
前に買ったCAMBRIDGEは2010年の1月に購入しているので、約2年ぶり。
GAZIANO&GIRLINGに関するうんちくは前の記事を参照。
今回のISHAMはグリーンのDOVERに対抗するために作られた靴。対抗というよりは、むしろDOVERを超えるUチップとしての立ち位置を目指している。
そのため、価格帯もDOVERより高く、ピッチドヒールやベベルドウェストを既成靴ながら採用している。もちろん半カラス仕上げ。
「ウェブの歴史は人類の歴史の繰り返し」という観点から色々勉強しています。2014年までの人間とウェブの未来の旧ブログです。
年末で少し時間ができたので、以前購入した靴等をレビューをしていこう。
まずは、2010年の2月あたりに購入したジョンロブのCityⅡ。言わずもがな、既成靴においては王様である
安く購入できる機会があって購入した。6ハーフEの7000ラスト。超定番の美しいラストである。
エドワードグリーンでビスポークの総責任者をしていたガジアーノさんと、ジョンロブロンドン出身のビスポーク業界では知らない人はいないビスポーク職人のガーリングさんが協力しスタートした靴屋さん。
それが、GAZIANO & GIRLING。
エドワードグリーンの木型とジョンロブロンドンのビスポーク技術が融合した靴といえる。
レディメイドではほぼ最高に近い出来なんではないだろうか。
モデルはCAMBRIDGEと呼ばれるパンチドキャップトゥで、アッパーはビンテージオークと呼ばれる革である。木型は、Tony Gazianoさんの名前を冠したTG73と呼ばれる、スクエアトゥの木型だ。
Tony Gazianoさんは、グリーンの82や888の木型を起こした人でもあり、888と非常に似ており、さらにエレガントさが増している。
おそらくは、GAZIANO&GIRLINGの最も定番のパターンでは無いだろうか。
日々手入れしていると、そこまで汚れてしまうことはないが、突然の雨や不意の出来事で靴が非常に汚れてしまい、クリーム等ではどうしようもなくなる。
そんな時は、靴を一新するつもりでサドルソープで洗ってみることをお勧めする。
いい革であれば、必ず元の状態に戻るはずだと信じて水にほりこんでみよう。
今回は、サントーニのファーストラインの靴をサドルソープで洗った。
日々のブラッシングや、月に一回程度の乳化性クリームの手入れだけでは、汚れがたまってくる。
そのため、半年に一回くらいは大掛かりなメンテナンスをしてやらないと、汚れが目立ったり、革がダメになってしまったりする恐れがある。
ということで、今日はDoverを2足綺麗にメンテナンスしてやった。