Webサーバを構築する上で、複数のユーザーでサーバを共有する場合、Apacheの仮想ホスト方式(VirtualHost)を使う場合が多いと思う。この方式の利点としては、単一のサーバプロセスのみを動作させておけば良く、リソース効率が良いからだ。
個別のユーザーごとにサーバプロセスを立ち上げたり、chrootで区別したり、仮想マシンやコンテナ等で区別する手法があるが、Webサーバを共有したい目的においては、非常にオーバースペックな共有の仕方と言える。そのため、仮想ホスト方式を使う場合が多いのだが、ここでよくよく注意しなければならないことがある。
それは、セキュリティである。