Googleのストリートビューに対する懸念

と、書くと、すごく批判的な感じに見えてしまうが、そういうわけではない。

小さいころに、多くの人が想像して楽しんでいたSFのような世界が、今ここで実現しているわけだから。

人々が想像したり、「こうだとおもしろいなー」と思うようなことを、いとも簡単に実世界に実現してしまうGoogleとMac。

本当に強烈な才能を感じる。

しかし、今回僕が思ったのは、みなが批判的に言っている「見える」ということに対してではないのだ。

本当にこれから、ストリートビューのような機能が進歩し、地球のすみずみまで見ることができるようになったとき、本当に懸念すべき点は、「見えない」ということなのだと思う。

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コンピュータと意思

変なことを言うなと思う人もいるかもしれない。

昔から、生命科学において説明が難しいとされている、人間の「意思」。

世界が、人間をミクロレベルから人工的に作り上げるほどの技術力に至ったとしても、そこに人としての「意思」は宿らないと言われている。

「迷い、気まぐれ、なんとなくの行動」

ここには全て、人間の意思が働いている。

しかし、近頃コンピュータに「意識」というか、「人間らしさ」を感じることがある。

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WEB2.0って

結局のところ、特に意味はないんですよね。

ただただバージョンを上げてよんでもいいんじゃないか、というくらいウェブが進化してきていることを示しているだけで。

この言葉に何か深い意味というか、こだわりを持つこと自体が間違っていて、単にウェブを人間がそろそろ2.0と読んでいいかなって思いだしたってことです。

人間が自分の子供達を、ある日を境に、「大人になったね」と呼ぶようなものですよね。
そこに、何かしらの具体的な意味を求めることは、間違っている気がするのです。

賛成するにしても批判するにしても、顔を真っ赤にしてはダメですよ。

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ウェブを法律で規制するには

・・・・難しい、ですよね。

そもそも、

法律ってものが、実体のある人間を保護し世界に安定をもたらすために作られてきている

のに対して、ウェブっていうのは実体のない情報の集合体。

このウェブの中に法律ってものを作り、様々な情報を(それなりに平等に)保護していく、ということ自体が難しい。
どうしたもんだか。

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著作物とウェブ

ふと思ったことを一つ。

最近は著作物に関して、ウェブ上に無断で流れてしまうことにすごく敏感になってきていますよね。

その理由として、「DVDなどが売れなくなってしまう」というのをよく聞きます。

これ、果たして本当でしょうか?
では、私用で複製することさえ違法とされているDVDについて考えてみます。

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