初グリーン

「社会人になったら、初ボーナスでエドワード・グリーンの靴を買おう。」

これが、革靴にはまりだした頃に思っていた夢だった。

それが、今日ついに現実になったのでした。
(ボーナスはまだもらってないけど、今月の請求は来月ということで)

ストラスブルゴにいって、一通りグリーンの存在する木型を履いてみましたが、今までのフィッティングが覆されたような気持ちになったことが一番大きかった。

土踏まずは、下・横・上からガッチリとホールドされ、ヒールはまるで食いついてくるような印象。

かなりきつめのはずなのに、バランスよく足の形にフィットすることで、全体としては非常に包み込まれるような感覚。

これが既成の最高峰とされている靴なのかー、としみじみ思ったのでした。

では、木型別の感想と共に購入したダービーのDOVERの写真を載せていくよ!

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端皮革からインソールを作ってみる

以前のフィッティング感覚と、今のフィッティング感覚は少し違うため、以前にかった少し大きいと感じる靴にインソールの代わりに皮革を入れることにした。

まずは近所の皮革製品点で端皮と呼ばれる、製造段階で余った端の皮革を購入した。
適当に積まれた端皮の中から、皮を吟味しながら選んでいると、

「いい皮ばっかり選びますね」

と言われて少しうれしかった。

ではまず靴の形で切る。

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英国のクロケットとイタリアのクロケット

英国のクロケットとは、当然のごとく「クロケット&ジョーンズ」である。

様々なOEMを手掛け、陰の実力者として君臨し続けている。

では、イタリアのクロケットとはなんなのか。

それは、ずばり「サントーニ(Santoni)」である。

イタリアでも、最高級の靴を製作している最高峰の靴メーカーであり、数々のOEMも手掛けている。

そんな、それぞれの国で同じような立場としてやってきた、クロケット&ジョーンズとサントーニの靴を並べてみた。

価格対は同じで、高級ラインの靴である。

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クロケットのハンドグレードライン

クロケット&ジョーンズのハンドグレードラインの靴は、本当に素晴らしいと思う。
確かに、昔のようなコストパフォーマンスは無いが、ハンドメイドを各所で用いた作りの良さは、やはり履き心地のよさに直結している気がする。

上の写真は、ALBANYと呼ばれる337ラストのDウィズのハンドグレードラインのものだ。
この、ぷるるんとした肉厚のあるしっとりとした皮が見てわかるだろうか。

今回は、ハンドグレードラインの337ラストの7ハーフのDウィズと7ハーフのEウィズを写真で比較したいと思う。

同サイズで違うウィズを買ったのは、自分の足の形とか、それなりの理由があるが、今回はそれ気にしないということで・・・

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あんまり高くなくても・・・

値段的には、本格靴のエントリーモデルといわれるようなもの(4万くらい)でも、その靴を大事にしてきちんと付き合っていけば、美しく育っていく。

それが、革靴のいいところだ。

今日は、ストラスブルゴというお店にエドワードグリーンの靴とベルトを見に行った。
そこのグリーンを履いた定員さんに、「靴綺麗ですねぇ、きちんと手入れしてますね。どこの靴ですか?」と聞かれたとき、やはり単純にうれしくなった。

基本的には自己満足の世界だが、靴のことを分かっている人に認められるようなことを言われた時は、さらにうれしい瞬間でもある。

今日は、ジョンストン&マーフィーの靴を履いていった。

その写真を載せようと思う。

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